このページでは、さらに詳細に山形県内の週別、地区別分離状況を知りたい方のために2000年の手足口病の病原体の主体であったコクサッキーA16(図の水色)とエンテロ71(図のピンク色)の分離状況を図示しました。

  置賜ではエンテロ71のみが分離されていますが、23週と24週しか調査を行っていないため、経時的な情報は必ずしも十分とはいえません。庄内地区ではコクサッキーA16のみ(そのほかにコクサッキーA10とエコー25が1株づつ)が、村山地区ではコクサッキーA16とエンテロ71が交互に分離されました。最上地区ではコクサッキーA16とエンテロ71がともに分離され、特に7/24-8/6は両者(図の赤色)が同時に分離されました。

  今後とも皆さんと一緒に感染症について考えていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
皆様のご協力どうもありがとうございました