毎年夏になると”夏かぜ”がはやります。夏かぜはエンテロウイルスというウイルスの仲間が主な病原体です。この仲間は約70種類もあって毎年流行する種類が入れ替わります。 2001年の夏かぜのウイルスは何だったのでしょうか?夏かぜ(診断名は急性上気道炎や肺炎など)の子どもさんののどでどのようなウイルスがいるかを調べたところ、エコー16、コクサッキーA2、コクサッキーA4というタイプのウイルスが分離されました。つまり、今年の夏かぜではこれらのウイルスが混合して流行、病気をおこしていたのです。 1年前の2000年の夏を振り返ってみると、夏かぜの主役はエコー25で、一部エコー17というウイルスが混ざっていました。 来年は、はたしてどんなエンテロウイルスが夏かぜをおこすのでしょうか?来年も県民の皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します。 |
皆様のご協力どうもありがとうございました |