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山形県衛生研究所は県民の皆様の健康と安全のために活動しています。

TEL. 023-627-1358

〒990-0031 山形県山形市十日町1-6-6

COVID-19時空間三次元マップ(山形県版)

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更新情報

  
2021.4.28
山形県内第三波の分析結果をまとめました。詳細は「COVID-19時空間三次元マップからわかること」をご覧ください。
2021.4.28
視認できないほどの感染者数となってしまったため、マップの表示方法を変更しました。表示方法の詳細は「COVID-19時空間三次元マップの内容説明・利用方法」をご覧ください。
2021.3.23
感染者数急増に伴い、2021年3月以降のマップを本ページ上に示すこととしました(2020年11月~2021年2月までのマップは、別ページで表示することとしました)。
2020.12.21
① 最近の感染の広がりをわかりやすくするために、2020年10月までと2020年11月以降の2つのマップに分割しました(2020年10月までのマップは、別ページで表示することとしました)。
② 「COVID-19時空間三次元マップからわかること」の内容を更新しました。
2020.12.18
福祉施設での感染をピンク矢印で示すことにしました。
2020.12.11
飲食店での感染を水色矢印で示すことにしました。
2020.12.7
院内感染を黄色矢印で示すことにしました。
② 日付の区切りを2か月ごとに変更しました。
2020.11.26
感染経路不明の感染者に"?"をつけるよう仕様を変更しました。各地域における感染者の集積に加え、"?"がどの程度出現しているかを見ることで、市中への感染の広がりの可能性を知ることができると考えられます。
2020.8.26
公開を開始しました。

COVID-19時空間三次元マップ公開の目的

山形県衛生研究所では、公衆衛生を担う研究機関という使命のもと、東北大学大学院環境科学研究科(https://nakaya-geolab.com/)と共同で、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の県内発生状況を時空間的に俯瞰(ふかん)できる仕組みを構築しました。この度、以下2つの目的により、本仕組みをホームページ上で公開することとしました:  
  1. 山形県におけるCOVID-19発生の時間的推移と地理的拡大状況を同時に示すことで、COVID-19流行の全体像を示すこと
  2. 得られた結果を分析することで、今後の山形県におけるCOVID-19感染予防対策に生かしていくこと
今後、山形県内で感染者が発生する都度、最新の情報を公開していきます。

なお、本情報は、これまでの感染者の発生状況を示したうえで今後の感染者の発生を抑えていくことを目指して公開しています。したがって、誹謗(ひぼう)・中傷(ちゅうしょう)・詮索(せんさく)の目的で本情報を閲覧・利用することは一切おやめください。

     

COVID-19時空間三次元マップの内容説明・利用方法

COVID-19時空間三次元マップ(以下、本マップ)は、山形県・山形市のホームページに公開されているプレス発表資料および記者会見資料を基に作成しています。

本マップの内容説明(2021.4.28 削除箇所に取り消し線追加、追加箇所を太字 & 文字サイズを大きくして表示)
  1. 平面上に山形県地図に対応する地点を、垂直方向に日付を示しています。
  2. 本マップ中の四角い点は、感染者の居住地市町村を示しています。具体的には、感染者が居住または滞在する市町村の代表点から、重なりを避けるために無作為にズラした位置を表示しています(感染者の居住地そのものを示しているわけではありません)。
  3. 点の色は、が39歳以下、灰色が40~59歳、が60歳以上です。 :家庭内感染、:職場内感染、:院内感染、水色:飲食店での感染、ピンク:福祉施設での感染、:保育園・幼稚園・小中高校での感染、:その他の感染経路(友人間感染など)、灰色:関連性不明です。なお、これら関連性は、疫学調査の結果「推定」されたものであり、確定的な事実ではない点をご了承ください。
  4. 縦軸の日付は、発病日で示しています。無症状や発病日不明の場合は、陽性確定日から5日*引いて示しています。 *本県有症者の発病日から検査確定日までの日数の中央値
  5. 点と点を結ぶ色付き矢印は、感染者間の関連性を示しています。は家族内感染、は会社での感染、は院内感染、水色は飲食店での感染、ピンクは福祉施設での感染、はその他(友人間感染など)です。なお、これら関連性は、疫学調査の結果「推定」されたものであり、確定的な事実ではない点をご了承ください。
  6. クラスタについては、便宜上、発病日が最も早い感染者とその他の感染者を矢印で結んでいます。
  7. 県外との接点があった場合、灰色矢印と都市名の情報を追加しています。県外との接点とは、具体的には、県外から来県した方と接触した、県外を訪問して帰県後に感染が判明したなどです。なお、図中のRは隣県(Rinken)、Tは他県(Taken)を意味します。
  8. 感染経路不明の場合、灰色矢印と"?"を付しています。
本マップの利用方法
  1. 本マップ中でマウスを左クリックした状態で動かすことで好きな角度に回転します。
  2. マウスのホイール(ミドルボタン)で、本マップを拡大・縮小します。
    (マウスを用いないスマートフォン等の機器では地図を動かすことができません、ご了承ください)
 なお、本マップを閲覧するためには、無料JAVAソフトウェアが必要になります。

2021年3月以降の感染者発生状況

2020年3~10月のデータはこちらをクリックしてご覧ください(別ページにジャンプします)。
2020年11月~2021年2月のデータはこちらをクリックしてご覧ください(別ページにジャンプします)。


・2021.3.22は山形県・山形市「緊急事態宣言」発出日です。
・ゴールデンウィークに県外との関連がある感染者(T:他県、R:隣県)が多く見いだされた地域では、その後、感染者数の増加が観察されています。
・2021年5月以降、複数の飲食店(カラオケが可能な店を含む;マップ中に水色で表示)でクラスタが発生しています。山形県内第三波では、2021年3月に複数の飲食店におけるクラスタが発生して以降、家庭内感染(マップ中にで表示)による感染者が急増しました。マスク着用等十分な対策なしに飲食店やカラオケ店を利用した方は、ご自身が感染しているかもしれないという想定のもと、家庭内での感染対策を徹底してください。具体的な対策方法については【論文概要】山形県のCOVID-19第一波 ~山形の新型コロナはどのように広がっていたんだろう?~を参照ください。

COVID-19時空間三次元マップからわかること

  1. 山形県内第一波(2020年3~4月)では、確認できただけで4つの県外との接点があり、うち2つは、その後のクラスタ形成につながっていました。

  2. 2020年5~10月は、県外からの新型コロナウイルス輸入例が散見されたものの、散発もしくは小規模の感染拡大でとどまっていました。このことから、COVID-19感染予防対策の徹底は、感染拡大の最小化につながると示唆されます。
      
  3. 山形県内第二波(2020年11月~2021年2月)は、村山地域(内陸側)および庄内地域(海側)それぞれにおいて、関連性不明(過去マップ中に"?"で表示)の感染者が複数観察された後に、急速な感染の広がりがみられています。したがって、特定の地域で関連性不明の感染者が複数出た場合、当該地域にお住いの方々は、市中での感染の広がりを想定したより一層の感染予防対策を実施していくことが必要と考えられます。
      
  4. 山形県内第三波(2021年3月~)は、山形県と経済的つながりの深い隣県と関連する感染者が3月初旬以降、村山地域(山形市およびその周辺市町)で見い出されはじめ、その後、飲食店での感染(マップ中、水色の点)を中心とする感染者が続出しました。しかし、2021年3月22日に山形県・山形市「緊急事態宣言」が発出されてからは、隣県関連や飲食店関連の感染者が減少していきました。これは、ひとえに山形県民のみなさまの努力の賜物と考えられます。ただし、その後も感染の広がりなかなか収まらず、特に家庭内感染(赤色の点)が多い状況になっています。この点に関して、村山地域における2020年3~4月の流行はE484K単独変異株が主流と推定されていること、また、県内第三波ではこれまで稀であった家庭内の接触者全員が感染する事例が少なくないことを踏まえると、山形県内第三波で流行している新型コロナウイルスは感染性が高いことも想定し、家庭内における感染の広がりを抑えていくためのより一層の努力をしていくべきであると考えられます。
      
  5. 全期間を通じて、家庭内感染(マップ中に赤点 [過去マップでは赤矢印]で表示)が感染連鎖の主因となっています。山形県においても、実際に、家庭内で新型コロナウイルスに感染した方が、感染に気付かないうちに、職場、医療機関、高齢者福祉施設、保育園に感染を広げてしまった事例が多く発生しています。新型コロナウイルスに感染した可能性がある方(例 COVID-19流行地に出張に行った、COVID-19流行地から帰省した、飲み会に参加した)が家庭内にいる場合は、その方から感染が広がるという最悪の事態を想定し、家庭内での感染拡大防止策を徹底することが重要です(対策の詳細は、家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~(厚生労働省)を参照ください)。

  6. 全期間を通じて、COVID-19が流行している都道府県(以下、COVID-19流行都道府県)と山形県との間での人の往来が、感染者やクラスタ発生の一つのきっかけになっています。 COVID-19流行都道府県に行く必要が生じた山形県民の方々は、訪問地で感染しないための行動・対策を事前に決めて実行し、帰県後は自身がCOVID-19に感染しているかもしれないという意識で慎重な行動をとることが重要です。また、COVID-19流行都道府県から山形県に来る必要が生じた方は、山形県に新型コロナウイルスを持ち込まないための最大限の対策をしていただくことが必要と考えられます。

山形県のCOVID-19の流行を抑えていくために

本マップの分析結果から、山形県においてCOVID-19の流行を抑えていくための方策は以下2点に要約されると考えられます。
  • COVID-19流行都道府県からの新型コロナウイルスの持ち込みを抑えていくこと
  • COVID-19がどのような感染症か、また、どのような感染予防対策が有効かを理解し、新型コロナウイルスが県内に持ち込まれたとしても、そこから広がらないような対策を各個人、家庭、会社、施設、学校などで実行し続けること

COVID-19流行都道府県からの持ち込みを抑えていくためにどのような行動をとればよいかは、経済活動との兼ね合いもあり非常に難しい部分がありますが、各自治体の首長(しゅちょう)の意向に従うことは、正しい対応であると考えられます。

例えば、山形県であれば、山形県知事からのメッセージに沿った行動をとることが正しい選択と考えられます。そのメッセージを含む、山形県のCOVID-19対策については、山形県ホームページにまとめられています。

(画像をクリックすることで、別ページで山形県ホームページが開きます)

また、COVID-19がどのような感染症か、どのような対策が有効かについても、様々な情報が乱立しており何を信じればよいか迷っている方もおられるかもしれません。こちらについても、自治体が発出する住民向け情報は間違いない情報であると考えられます。

例えば、山形県であれば、山形県ホームページ内に、感染症の専門家でない一般の方にも理解していただきやすいようにまとめた「新型コロナウイルス予防の手引き」がありますので、そちらをお読みになることで、正しい知識を得て、感染予防対策を知ることができます。

(画像をクリックすることで、別ページで手引きが開きます)

加えて、山形市では、COVID-19予防の4つの大事なポイントを簡潔にまとめた「新型コロナウイルス感染予防マニュアル」を公開しています。

(画像をクリックすることで、別ページでマニュアルが開きます)

人類は、これまでも様々な危機に直面しながら、それを乗り越えてきました。この度のCOVID-19流行に関しても、これまで起きたことを振り返り、今後どう対応すればよいかをそれぞれの方がそれぞれの立場で考え・準備することが収束のために重要と考えられます。本ページが、COVID-19の前向きな対策にわずかでも役立てば幸いです。

本ページは、山形県衛生研究所および東北大学大学院環境科学研究科が作成し、作成にあたっては山形県内保健所(村山、最上、置賜、庄内、および山形市保健所)および山形県健康福祉部に協力いただきました。

バナースペース

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