山形県における2013年の年齢層別麻しん抗体陽性率は下図のようになりました。 　調査の結果、すべての年齢層で、88.9-100%の抗体陽性率となりました（折れ線グラフが抗体陽性率です）。 　麻しんは肺炎をおこし重篤化しうる、小児の感染症においては重要なウイルス病原体です。 　2007年に15歳以上の成人麻しんが全国的に大流行しました。この流行を受けて、2012年の麻しんの排除を目標に、麻しん全数報告、ワクチンの2回接種（1期：1-2歳・2期：小学校就学前）、3期（中学一年生相当年齢）・4期（高校三年生相当年齢）の臨時ワクチン接種、など、全国的な取り組みが強化され、山形県では2011年の麻しん報告数ゼロ（排除）を達成し、現在も新たな患者発生はおこっていません。しかしながら、全国的にはまだ麻しんの排除には至っておらず、新たな排除目標を2015年に設定して取り組みを継続しているところです。。麻しん報告ゼロを実現・継続するためには、ワクチン接種・発生動向調査の徹底、が大切です。県民の皆様のご協力を引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

皆様のご協力どうもありがとうございました

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